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​高校男子ソフトボール

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​【男子ソフトボールを知ってもらいたい!】

男子高校生の部活にソフトボールがあることを、ご存じでしょうか?
「ソフトボール=女子」のイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、実は違うのです。
ソフトボールのカテゴリーは、
小学生・中学生・高校生・大学生・一般
に分かれるのですが、女子と比べて、男子の競技人口が少ないのは、中学生と高校生のカテゴリーだけ。
あとのカテゴリーでは全て、男子の競技人口の方が多く、実は「ソフトボール=女子」ではないのです。
中でも、高校男子ソフトボールは、「スピード」「パワー」「技術」においては、とても魅力的な競技となっています。


高校男子ソフトボールの歴史において、史上最高の「投手戦」とも言われる試合をご紹介します。
​2000年3月に実施された全国高等学校男子ソフトボール選抜大会の1回戦。優勝候補同士で対戦した清風南海高校(大阪)と岡豊高校(高知)の試合です。
清風南海高校・中島投手(高2)と、岡豊高校・山尾投手(高2)の投げ合い(2人はのちにJAPANの投手として国際試合で活躍)で始まったこの試合は、0-0のままタイブレークに入り、延長12回まで続きます。
中島投手は15奪三振。山尾投手は21奪三振。という前代未聞の素晴らしい投手戦が繰り広げらるのですが、11回表に清風南海高校が1点を取ると、その裏に岡豊高校の山尾投手がタイムリーヒットを放ち同点に…。
最終的に、12回表にもう1点をもぎ取った清風南海高校が、その死闘を制します。
この優勝候補同士の1回戦のゲームを制した清風南海高校は、そのまま勝ち進み、優勝を果たす事になります。
20年以上前の試合ですが、今も男子ソフトボールマニアの間では、語り継がれる伝説の試合となっています。

​【伝統校・強豪校の存在】

高校野球に、「伝統校」「強豪校」「古豪」などと呼ばれる学校が存在するように、高校男子ソフトボールの世界にも、「伝統校」や「強豪校」が存在します。その中でも、高校男子ソフトボール界には『東の御三家』と呼ばれる伝統校が存在し、長きにわたり、高校男子ソフトボール界を牽引しています。
飛龍高等学校(沼津学園)(静岡県)
新島学園高等学校(群馬県)
千葉敬愛高等学校(千葉県)
また、1995年頃~2005年頃は、西日本(近畿・四国・九州)のソフトボールが強い時代でもありました。
九州産業大学附属九州高等学校(福岡県)
高知県立岡豊高等学校(高知県)
清風南海高等学校(大阪府)  など
高知県は、「ソフトボール大国」とも呼ばれており、老若男女問わず、ソフトボールが盛んに行われている地域です。かつては、高校野球の甲子園を目指す高知県予選に出場するチーム数より、ソフトボールでインターハイを目指す高知県予選のチーム数の方が多い時代もありました。
近年では、中学生男子ソフトボール競技の普及・発展が求められる中、ジュニアの育成(小学生チームや中学生チームが、積極的に作られてきている)もしっかりと行われるようになり、さまざまな地域において強豪校が増えてきました。
長崎県立大村工業高等学校(長崎県)
広島県立御調高等学校(広島県)
啓新高等学校(福井県)  など
​高校男子のソフトボールを知ってもらうために、そんな過去の歴史や伝統を知ることも、面白いかもしれません。
   


 

​歴代のインターハイ・全国選抜大会・国体の優勝校は、こちらからチェック!
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